性行為による単純ヘルペスウイルスの感染により性器や陰部に発症する性器ヘルペスは性行為による感染病で、唇などに発症する口唇ヘルペスとほぼ同じウイルスが原因となります、口唇ヘルペスはHSV-1型、性器ヘルペスはHSV-2と言われる場合もありますが実際にはその限りではなく相互的に感染します。

性病症状としては感染後早ければ2日ほどで陰部周辺にムズ痒さに似た感覚やピリリとした軽い痛みを感じるようになります、ほどなく発赤し痛みと水疱を生じ、そして破れて潰瘍状になります、発熱することも多くリンパ節は腫れて触ると痛みます、痛みは水疱や潰瘍、そしてリンパ節だけでなく神経に沿って走るような痛みを感じることもあります。

また、性病症状は尿道や肛門部に及ぶこともあり、痛みと腫れで排尿困難となる場合もあります、感染後初めての発症は症状が重くなりがちで、再発時はそう酷くはならないのが特徴です。

治療は内服薬、外用薬、点滴注射のいずれかか組み合わせで、症状が重い場合は点滴注射を使いますが通常は内服薬と外用薬を処方されます、薬が効いて性病症状が治まってもヘルペスウイルスは体内から消え去ったわけではなく、骨盤内仙髄神経節内で休眠状態となるだけなので性行為による刺激やストレスや過労などで体力が落ちてくると再び神経に沿って移動し再発します。

特に女性は月経で体調が不安定となると再発しやすくなる感染病なので注意が必要です。

性器ヘルペスの再発率は高く1年以内の再発で80%にも及びます、再発はつきものだと考え再発予防に取り組まなければなりません、現在のところ一旦罹ると根治できない感染病なので他の人に拡めないようにすることが大事です。